建築会社の問題点儲からない理由

下記の建築会社の問題点と儲からない理由は、私が建築技術コンサルタントとなって15年間全国の地域密着型工務店307社を指導する中で見つけた項目をご紹介します。

儲からない理由

顧客からの紹介が年間契約の10%~20%と少ない。(紹介契約の多い会社は、年間契約の87%が顧客からの紹介)
社員一人当たりの年間売上高4,000万円~5,000万円位、一人当たりの生産性が低い(私が勤務していた住宅メーカーのフランチャイズの一人当たりの年間売上高は7,000万円)引渡時の粗利益率が22%~25%と低い(私が勤務していた住宅メーカーのフランチャイズの引渡時年間粗利益率平均は25%から30%に改善)

問題点(損失)を改善している会社は発展しています。
問題点(損失)を改善しない会社は衰退し、
やがて倒産になるでしょう。

1.問題点(損失)が改善されていない事項

1.会議で決めたことが実行されていない。

研修や勉強会などで学んだことが最初は実行しているが、いつのまにか取りやめになっている。
会社によっては大枚をはたいてISO9001を取得しているが、認証取得だけで終わり、真の「品質管理」や「顧客サービス」ができていない、経営に生かされていない。
損失:研修に投資した分の成果を得ていない。

2.お客様からのクレームに対して、原因究明が曖昧で再発防止策がたてられていない。

クレームに関する記録がない。
同じクレームを繰り返している。
損失:お客様からの紹介が無くなる、生産性の低下(無駄な労力)、利益流出

3.お客様アンケートの不満項目の改善をしていない。

同じ問題を繰り返している。
※お客様アンケートを実施していない建築会社もある。
顧客の声を全く聞いていないので、それ以上会社が良くなることはない。
損失:お客様からの紹介が無くなる。

4.利益流出

(お客様との打合せミス、図面ミス、手配ミスなど)の原因究明が曖昧で再発防止策をたてていないので同じ問題を繰り返している。
粗利益が2~3%位流出している。
損失:お客様からの紹介が無くなる、生産性の低下(無駄な労力)、利益流出

5.社員各自が抱えている問題点

(自部門と他部門)を聞いていない、改善していない。部門別の会議で問題点や建設的な意見がほとんどでない。
損失:生産性の低下(無駄な労力)、社員のやる気の低下

6.取引先の抱えている問題点

(自部門と他部門)を聞いていない、改善していない。
損失:取引先が非協力的、紹介がほとんど無い、紹介が他社に流れている。

2.事業計画目標が曖昧であり、目標が達成できていない。

  1. 目標が数値化されていない。(例:クレームを少なくする?利益を改善する?現場をきれいにする?・・・)
  2. 建築会社・工務店地域一番店を目指そう!問合せ
  3. 事業計画を達成する為の具体策が曖昧である。
  4. 目標値の設定と具体策の立案を個人ベースでしていないので、事業計画自体が全社員に浸透していない
  5. 実施状況の検証ができていない。結果年度終了時計画が達成できない。
  6. 目標が達成できなかった要因は何か究明していない、改善策をたてていない。
  7. これを基に次年度の計画を立てるので次年度も計画を達成できない、これを繰り返している。

3.営業・設計・工事・サービス・経理部門の業務がマニュアル化されていない。

部門ごとの業務ルールが曖昧である。

1.人によってやり方がまちまちであり、生産性・業務精度にばらつきがある。
顧客の不満
2.人によってはルールを守っていない。チェック機能が無い。
顧客の不満
3.部門から部門(営業・設計・工事・アフター)への引継ぎルールが無いので、
担当者によって業務精度が違い、問題が発生する。
顧客の不満
4.工事着工前にお客様との打ち合わせが完了しておらず、
打ち合わせ未完了のまま工事に進み、問題が発生している。
着工後の工事ストップや、やり直し工事が発生している。
工事部門と協力会社の不満がうっ積している。
顧客の不満・社員と協力会社の不満

※協力会社からの改善要望第1位は“打ち合わせをきちんとして決めてほしい”
協力会社は紹介して下さる大事なお客様であり、評判を広めてくれる営業マンですので改善が必要です。

5.業務マニュアルが無いので、新しく入ってきた社員や、業者の指導ができない。

4.社員が成長していない。

    1. 社員と職人の教育ができていない。
    2. 幹部が育っていない、部下育成ができていない。
    3. 年度目標値設定や、目標を達成するための具体策の立案ができない。目標も達成できない。
    4. 問題点を認識していても、トップへの意見具申をしない。(社員の不満)
    5. 公正な業務評価をする仕組みが無い。社員・職人の業務評価が曖昧で、会社の為に頑張った人は不満を持っている。(社員と協力会社の不満)
  1.  

5.その他

  1. 着工の平準化がされておらず、年度末に工事が集中し、品質低下・クレーム発生・利益流出・信用失墜(紹介減少)などを招いている。(顧客の不満)
  2. 指示したこと、決めたことができない。(社長の不満)
  3. 標準仕様など、打ち合わせのルールが無い。
  4. 粗利益の目標が明確でなく、コスト意識が全社員に浸透していない。原価・利益の意識が無い。(社長の不満)
  5. 工事現場・工場・資材置き場の整理整頓ができていない。(顧客の不満)
  6. 工事業者の顧客対応が良くない。(顧客の不満)
  7. アフターメンテナンスの対応が遅い。業者の対応が悪い。(顧客の不満)
  8. 建築会社・工務店地域一番店を目指そう!問合せ
  9. 各部門の連携が上手く取れない。(社員の不満)
  10. 全ての業務が社長の頭で決まる。社員が育たない。(社員の不満・社長の不満)
  11. 工程管理ができていない。(顧客の不満)
  12. 自社の品質基準が無い、品質管理ができていない。(顧客の不満)

問題点を放置すると

同じ問題を繰り返します。利益が流出し、問題解決で労力が損失します。
社員と職人が成長しません。※利益を生むのも、問題を起こすのむ全て人です。人の成長無くして企業の発展無し!
悪いうわさが地域社会に広まり、信用が無くなります。お客様と協力会社からの紹介が無くなります。

問題を改善しない会社は、利益率の低下・生産性の低下・やる気の低下・信用失墜などにより徐々に衰退し、やがて倒産に至るでしょう。
経営幹部の使命は、問題解決と人の育成です。

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