現場の良し悪しで顧客の満足度に差が出る。本連載は、全5回の短期集中で、建築技術コンサルタントの本多民治氏が、「仕事をつくる現場術」について、図や写真を使って分かりやすく解説する。初回は、現場改善の必要性を改めて説いた上で、「現場改革1」として現場改革に向けた最初のステップを解説する。
本多民治
この冊子は、新建新聞社の許可により新建ハウジング+ONE 2017年1月から6月までの連載記事を抜粋したものです。
現場の良し悪しで顧客の満足度に差が出る。本連載は、全5回の短期集中で、建築技術コンサルタントの本多民治氏が、「仕事をつくる現場術」について、図や写真を使って分かりやすく解説する。初回は、現場改善の必要性を改めて説いた上で、「現場改革1」として現場改革に向けた最初のステップを解説する。
本多民治
私が勤務していた会社は、大手住宅メーカーのフランチャイズ(茨城県)で、設立10年で年間受注300棟・社員120人の会社に急成長した。私は建設部門の責任者をしており、急成長に伴い工事体制が整わず、たくさんのお客様に迷惑をお掛けした。17年間在籍し約3000棟の住宅建設に関わり、2棟を重大
欠陥で建て直した。品質は企業の命だと痛感した。
平成8年消費税が3%から5%に増税された時、2年で受注が35%も減少。さらに創業者の社長がお客様とのトラブルが原因で病に倒れ長期入院をしてしまい、創業後初めての赤字に転落。経営危機に直面した。建設部門責任者をしていた私は「お客様に喜ばれる会社」にすべく人生をかけて現場改革に取り組んだ。
改革の前に達成すべき目標を明確にした。「3年以内にお客様アンケート顧客満足度で住宅メーカー全国42事業所中1位になる」と掲げ、達成できなければ退社することを宣言して改革に臨んだ。
最初に、過去10年間に1000人のお客様から頂いたアンケートを分析した結果、お客様の不満が現場に集中していることがわかった。なんと80%のお客様が現場監督と職人に不満を感じていたのだ。これを受け、現場ルールの決定、現場監督と全業者の教育、毎月全現場のパトロール実施など3年間全力で現場改善に取り組み、目標を達成した。顧客満足度が大幅に向上した結果、お客様からの紹介契約が年間16棟から46棟に増え、紹介契約率が11%から31%に伸び、年間粗利益率は5%・2億2000万円改善し、経営危機を脱することができた。
人柄・態度
あいさつや作業態度など、職人のマナーが悪い
説明
質問に対する対応が悪い
整理整頓
現場の材料や道具、ゴミの整理整頓ができていない
近隣配慮
近隣配慮ができていないため、車両や騒音、ほこりについてクレームがくる
保護・養生
保護や養生不足のため、雨漏りや傷が発生する
自分が施主だったら、現場でどんな対応をしてほしいかを考えて、お施主様に接する
→お施主様が満足
→お施主様が満足
見学者を、仕事の邪魔をする面倒な人と思わず、「自分のお客様」としてもてなす
→見学者が満足
→競合排除
→早期契約締結
現場が近隣住民にご迷惑をかけていることを忘れず、挨拶、説明、謝罪などの近隣配慮を徹底する
→近隣住民が満足
→見込み客を発見
家は現場で職人がつくります。デザイン・性能(断熱・耐震・耐久)・仕様が良くても、家をつくる現場が駄目なら良い家はできません。お客様(施主・見込み客・近隣住民)は現場を実によく見ています。皆様方の現場はいかがですか、きちんとできていますか?
お客様(施主・近隣住民)の不満を改善せずに放置する会社は、見込み客に選ばれず、取引先からも選ばれず、既存客からは紹介がもらえず、地域社会に悪評が広まり徐々に衰退していき、やがて倒産に至る。これは全ての商売に共通する“商売の不変の法則”だ。
建築会社はお客様(施主・見込み客・近隣住民)に喜ばれなければ発展しない。製造業は工場の中で製品を作るので、一般人が製造過程を目にすることは
あまりない。建築現場は住宅街の中にあり、業者が工事車両でやってきて、資材を運び込み、騒音を出しながら数カ月も工事をするので、常に人の視線にさ
らされる。その現場が施主・見込み客・近隣住民の「不満の製造所」だと会社の評判はどんどん悪くなる。
逆に言えば、何もしなくても人の注目を浴びる建築現場だからこそ、「顧客を感動させる現場」に変えれば地域社会へのイメージアップに利用できる。
私は顧客の不満製造所になっていた現場を“サービス現場”に変えるために次のことを実施した。
マニュアルに基づいて研修・パトロール・評価・指導を繰り返したことで現場はみるみる改善された。それに伴って顧客の不満はほぼゼロになり、紹介契約はそれまでの3倍になった。それまでクレームばかり受けていた社員と職人が顧客から褒めてもらえるようになり、社員と職人がやる気のある集団に変えていった。
私は平成15年に“日本の家づくり”を良くすべく建築技術コンサルタントとして独立。平成26年より「現場力一流塾」を主宰し、全国110社に“一流の現場づくり”を指導してきた。平成28年1月より「超一流を目指す研究会」を主宰。全国22社が加盟し超一流の現場づくりに取り組んでいる。
超一流を目指す研究会の中には、お客様からの紹介による契約が50%を超える会社や感動現場から受注した会社が多数ある。一流の現場をつくれば施主は喜んで紹介してくれる。見込み客と近隣住民は選んでくれる。取引先も紹介してくれ選んでもくれる。地域社会に良い評判が広まる。顧客満足度を高めている会社は発展する。どの産業にも共通する“商売の不変の法則”だ。
施主が不満に思い、紹介をしてもらえない。
見込み客の信頼を失う。地域社会から選ばれない。
近隣住民に迷惑をかける。社会から選ばれない。
施主満足度が上がり、紹介契約が増える。紹介契約86%現場
がショールームとなり、現場から4件受注がとれた。株式会社諸橋工務店(新潟) 現場力一流塾1 期生
あなたの現場はどうですか?
株式会社諸橋工務店・写真提供
道路を汚している。近隣住民への迷惑である。
建築工事をすることが迷惑行為になっている。
掃除道具を完備し、道路を汚したらすぐに掃除をする。
地域社会から選ばれるために、迷惑行為をしない。
お施主様の材料を丁寧に扱っていない。
あなたが施主だったらどう思いますか?
材料養生をきちんと行う
(ウマ・シート・バンド)お客様の材料を丁寧に扱う。
構造躯体が雨で濡れている。
屋根・床合板は濡れたら乾かない。
建て方養生当日、シートで完璧に養生する。
お客様の建物は大切に扱う。
家づくりに魂を込める。お客様に選ばれる”凄いね”
と言われる現場をつくる。
このサイクルを繰り返す。今日まで45年建築現場に関する仕事に携わってきて一番思うことは、きちんとした現場管理をしている建築会社が非常に少ないということです。きちんとした会社は世の中に1%ぐらいしかないのではないでしょうか。だからこそ“一流のサービス現場”をつくれば大きな差別化になるのです。
例1:玄関土間の養生は〇〇とする。
例2:敷地内の材木養生は〇〇とする。※誰がいつまでにやるか決める。現場環境整備マニュアルを完成させる。外部写真約60枚・内部写真約60枚、現場で実施する業者を明確にする
参加業者が50人の場合は説明する社員は5人、前日説明用のロープレを現場で行う
現場マナー・近隣配慮事項・仮設材のルール・敷地内のルール・足場の点検・室内のルールなど
問題ある現場監督と業者の指導を行う。毎月愚直に繰り返し行う
現場を知らない新入社員でも、女性社員でも現場に行ってチェックができる、写真約120枚により現場環境の標準化を図り全業者に指導を行う
チェック項目: 現場マナー14・屋外整備25・屋内整備26・安全13
指摘事項評価点1項目:マナー-3点・環境整備不良-3点・安全-10点
「儲かる」とは「信じる者」と書く。信じてくれる者を増やすと儲かる
〇家を建てるお客様が現場を見て、良い建築会社を選ぶための教科書
〇建築現場管理45年のプロが教える、現場チェックポイント51
〇まじめに家をつくって地域社会に貢献しようと思っている建築会社が 一流の現場をつくるための教科書
今回は、現場改革2として「マナーと顧客対応」について解説する。職人が施主に与える印象は、現場と企業のイメージを大きく左右する。
例えば、あなたが施主として現場に行った時に、現場の職人が以下のような対応だったらどう思いますか?
※お客様からお金を頂いて、自分たちの生活ができることを、職人が理解していない。建築会社の教育不足でお客様に不快な思いをさせている。これでは、お客様からの紹介は、ほとんどない。
反対に、現場の職人が次のように対応してくれたら、どう思いますか?
※施主は、とても気分が良い。「安心感があるこの建築会社を応援したい」と思う。
施主が不満に思い、紹介をしてもらえない。
見込み客の信頼を失う。地域社会から選ばれない。
近隣住民に迷惑をかける。社会から選ばれない。
施主満足度が上がり、紹介契約が増える。紹介契約86%現場
がショールームとなり、現場から4件受注がとれた。株式会社諸橋工務店(新潟) 現場力一流塾1 期生
1.現場マナーに関するルールを決める
2.工事に携わる全業者教育を年1回行う
(年間完工20棟の会社で100人位)教育は重要!
3.現場パトロールチェック内容を決める
4.月1回全現場のパトロールを行い
監督と業者の評価を行う
5.問題ある監督と業者の指導を行う
※それでも変わらない監督と業者はどうしますか?
挨拶練習をしているところ
職人の身だしなみチェック
パトロールで、研修で学んだマナーが現場で実施されていないことが確認された場合は、問題のあった業者を事務所に呼んで改善指導を行う。1~5の改善サイクルを愚直に繰り返す。
〇家を建てるお客様が現場を見て、良い建築会社を選ぶための教科書
〇建築現場管理45年のプロが教える、現場チェックポイント51
〇まじめに家をつくって地域社会に貢献しようと思っている建築会社が 一流の現場をつくるための教科書
施主が満足し、紹介契約が増える。紹介契約47%
あなたの現場はどうですか?
株式会社工房夢蔵・写真提供
顧客に挨拶ができない。誰からお金を頂き生活が成り立つのか理解していない。会社の教育不足。
現場で業者の挨拶練習を徹底して行う。 挨拶とは、顧客に心からの感謝を伝えることである。
身だしなみがよくない。
顧客は不快「きちんと工事をしてくれるかな?」
身だしなみが良い。
顧客は満足「いい職人だね。安心できそう」
顧客に挨拶・仕事の説明ができない。
顧客は現場で相手にされない(不満・不安)。
顧客にお出迎え挨拶。
仕事の説明・疑問点確認。見送り挨拶。
※世間にとって、工事そのものが迷惑行為である
ご近所の方と目が合ったら「こんにちは、いつも迷惑かけてすみません」と挨拶をする
全産業で一番死亡事故が多いのは、建設業界である。厚生労働省の労働災害統計によると、平成26年に起きた労働災害で死亡したのは全産業で1075人、建設業界の死亡災害は377人と、全体の約35%を占める。そのうち建築業界の死亡者数は174人。しかも、建築業界の死亡事故の86%は従業員29人以下の中小零細建築会社で起きている。
私は建築技術コンサルタントになって、全国200社以上の地場工務店の現場を見てきた。その中で最も多かった重症事故につながる事例をあげる。
あなたの会社で死亡事故が起きたら
安全基準をつくり、現場で事故を起こさない為の業者教育・安全管理をしてください。
1.現場の安全ルールを決める
2.現場パトロールチェック内容を決める
3.全業者の安全教育を行う
4.毎月1回全現場のパトロールを行い、監督と業者の評価を行う
5.問題ある監督と業者の指導を行う※それでも変わらない監督と業者はどうしますか?
誰でも現場の安全基準がわかる写真マニュアルを作成し、全業者を教育する。
チェックシート:軽微な安全指摘事項は1項目当たり-10点・重症事故につながる項目は-100点で評価し、全業者に公表する。
研修で学んだ安全基準が現場で実施されているか、月1回全現場のパトロールを行う。問題のあった業者は事務所に呼んで改善指導を行う。パトロールと反省会を愚直に繰り返す。
〇家を建てるお客様が現場を見て、良い建築会社を選ぶための教科書
〇建築現場管理45年のプロが教える、現場チェックポイント51
〇まじめに家をつくって地域社会に貢献しようと思っている建築会社が 一流の現場をつくるための教科書
あなたの現場はどうですか?
株式会社谷上工務店・写真提供
建て方時の墜落防止ネットがない。住宅業界で最も危険である!地場の工務店の現場で散見される。
床合板を張る前・小屋組をする前に必ずネットを張る。ネットの無い状態での作業は厳禁。
下屋足場が無い状態で、屋根葺きをしている。地場の工務店で散見される。
下屋足場を掛け上屋の屋根を葺いている。
バルコニーの上部の足場が無いので、屋根から墜落する。地場の工務店の現場で散見される。
バルコニー上部に軒上手すりが2段あるので、屋根面から墜落しても手すりで墜落を防止できる。
足場シートがめくれている。地場の工務店の現場で散見される。
一流の会社は、いつも整然としている。一流か三流かは、外見でわかる。
私が勤務していた会社は、大手住宅メーカーのフランチャイズ(茨城県)で、設立10年で年間受注300棟・社員120人の会社に急成長した。私は建設部門の責任者をしていたが、急成長に伴い工事体制が整わず、たくさんのお客様に迷惑をお掛けした。17年間在籍し約3000棟の住宅建設に関わり、そのうち2棟が重大欠陥で建て直した。施工品質は企業にとって非常に重要である。
建て主は家族を幸せにするために、人生を賭けて家をつくっている。建築会社は、建て主がお金を出してくれるからこそ経営が成り立つ。その建て主を裏切ることがないように、
1.品質マニュアルを作成し全業者を教育する
2.品質マニュアルに基づき工程ごとの検査を行い、監督と業者の品質を評価する
3.問題のある監督と業者を指導する
※それでも変わらない監督と業者はどうしますか?
4.検査チェックシート・検査図面・検査証拠写真などを検査報告書として残す(検査履歴)
5.確実に工程ごとの検査を実施することにより、良い品質の家ができる
※良質の基礎を作るたのめ基準が決められている。他社と差別化ができる!
※新入社員でも、数字合で合格・不合格の判断ができる
〇家を建てるお客様が現場を見て、良い建築会社を選ぶための教科書
〇建築現場管理45年のプロが教える、現場チェックポイント51
〇まじめに家をつくって地域社会に貢献しようと思っている建築会社が 一流の現場をつくるための教科書
あなたの現場はどうですか?
株式会社いのうえ工務店・写真提供
基礎土間コンクリートひび割れ。
丁寧な基礎工事。(1)タンピング(2,3)コテ押え2回(4)スラブシート養生
ベタ基礎土間厚さ不足(150㎜必要120㎜)により、裁判で負けて建て替えになった事例あり(引き渡し10年後)。
ベタ基礎土間の厚さ150mmを確保した写真。とても安心。皆様の会社ではできていますか?
サッシ下の水切りシートなし。引き渡し後10年ぐらいで外壁のコーキングが切れて雨漏れ(日本の家の50%ぐらい)。
サッシ下の水切りシートに、外壁の防水紙を差し込んだ2重防水のため外壁のコーキングが切れて雨漏れしない。
消費税が10%になった後の大競争時代を勝ち残るには、他社との圧倒的な差別化を図るため「一流の現場」をつくる必要性がある。一流の現場をつくるためには、現場監督と業者に一流になってもらうことが必須条件である。
まず大切なのは、現場監督と全業者を共通の目標に向かって導くマニュアルを整備すること。「現場環境整備」「安全」「マナーと顧客対応」「品質」の4つのマニュアルを作成し、マニュアルに基づくチェックと指導を繰り返しながら教育を徹底する。
自社の中で「一流の現場監督」と「一流の業者」の定義を明確にすることも重要(このレベルに達すると全体としても一流の現場に近づく)。一流の現場をつくる上で重要なことは、工事関係者をいかに「やる気にさせる」か。毎月1回、全ての現場をパトロールして、現場監督と業者の評価点を付けて公表(現場環境整備・安全・マナー・品質)。現場監督の評価は賞与査定に反映させる。
業者の中で大工は家づくりの要となる。大工をやる気にさせるには、明確な評価基準にて現場を査定し、一流の大工には報奨を支払う。当法人が主催している「超一流の現場づくりを目指す研究会・会員22社」のH社では、大工評価:Sランク15万円/Aランク10万円/Bランク5万円/Cランク0円と評価基準を決め、1現場ごと評価し報奨金を支払っている。
働く人にとって最大の関心事は、会社から評価されているかどうか。レベルの高い人、良くやってくれている人に報いる制度は非常に重要だ。
毎月のパトロールで問題のある現場監督と業者は、反省会で繰り返し真剣に指導することも重要。1年間真剣に指導しても改善しない人はだめ。では、どうしますか?
新人の現場監督は、「見て覚えろ」では育たない。手取り足取り丁寧に教え、定期的に試験(顧客対応ロープレ・現場検査など)をして鍛えれば、1年間で一人前の現場監督に成長する。 当法人が指導している会社では、「一流の現場」をつくり、現場から受注につなげている会社が多数ある。「一流の現
場力」は時代がどんなに変わろうとも、会社にとって不変の競争力であり、「一流の工務店(建築会社)」へと成長させるエンジンとなる。
【一流の現場監督】
貴社はどうですか?
写真提供: いのうえ工務店( 埼玉)
①現場が雑然とし汚れていても、指導監督ができない。
②安全を守らない業者に対し、指導監督ができない。
③業者のマナーが悪くても、指導監督ができない。
④品質に関する技術知識が乏しく、勉強もしていない。
⑤工程ごとの検査をほとんどせず、品質は業者にお任せである。
⑥ 着工前に図面内容を把握していないた、業者からその都度現場に呼ばれる。
⑦ 着工から引渡までの現場巡回が50回以上と多い(無駄な仕事が多い)。
⑧ 顧客に納得していただけるクレーム対応ができない(基礎ひび割れなど)。
⑨顧客(施主・近隣住民)からの苦情が多い。
①顧客(施主・見学者・近隣住民)が見て感動する現場をつくれる。
②安全を守らない業者に対し指導監督ができる。
③ 業者にマナーの指導ができるため、業者は顧客が感動する対応ができる。
④工程ごとの検査が実施され、検査証拠写真が保管されている。
⑤業者に対し、環境整備・安全・マナー・品質の改善指導ができる。
⑥着工前に図面内容を把握して、注意すべき点を業者に指導している。
⑦ 着工から引渡までの現場巡回が30回以下と少ない(無駄な仕事はしない)。
⑧ 顧客に納得していただけるクレーム対応ができる(基礎ひび割れなど)。
⑨顧客からの苦情がほとんどなく、お褒めの言葉を多数頂いている。
【一流の大工】
あなたの現場はどうですか?
ヤマサハウス(鹿児島)
①外部が雑然としていて、資材を大事に扱っていない。
②室内の工具・資材の整理が悪く、掃除ができていない。
③安全基準を守っていない、いつ事故が起きてもおかしくない。
④マナー悪がい:身だしなみが不快、丁寧に挨拶ができない、仕事の説明をしない、お客様の相手をしない、お客様は不満。
⑤検査(会社と施主)で指摘事項が多く、指摘されないと直さない。
⑥会社の家づくり方針を理解していないため、協力的でない。
⑦顧客(施主・近隣)からの苦情が多い。
①顧客(施主・見学者・近隣住民)が見て感動する現場をつくっている。
②安全基準を順守して、現場パトロールで指摘が全くない。
③マナーがとても良いので、接した人は感動する。木工時開始時ご近所に名刺を配り挨拶、近所からの苦情が全くない。お客様にお出迎え挨拶・仕事の説明・お見送り挨拶をしている。
④会社の検査・お客様検査で指摘事項が全くない、仕事が丁寧。
⑤会社の家づくり方針を理解し、率先して良い現場をつくっている。
⑥顧客からの苦情がほとんどなく、お褒めの言葉を多数頂いている。
【一流の建築会社】
あなたの現場はどうですか?
①現場環境整備マニュアルがなく、現場が雑然としていて汚い。顧客が見学するときだけ掃除をしている。
②安全マニュアルがなく、安全基準に対にす意識が低い。全業者の安全教育をしていないため、いつ事故が起きてもおかしくない。
③業者にマナーと顧客対応の教育をしていないため、マナーが悪い。顧客(施主・近隣住民)からの苦情が多い。
④顧客(施主近隣・住民)から喜んでいただくための勉強をしていない。
⑤品質に関する基準がなく、工程ごとの検査をしていない為、品質悪がい。引き渡し後のクレームが多い。
①一流の現場をつくるマニュアル(現場環境整備・安全・マナー・品質)が整い、全業者の教育を定期的に実施している。
②現場パトロールチェックシート(現場環境整備・安全・マナー)で、毎月工事中の全現場のパトロールを行い改善活動をしている。
③品質マニュアル・検査基準が整い、全業者で品質に関する勉強を定期的に実施し、工程ごとの検査を行い、検査証拠を保管している。
④毎月1回・社員と全業者でお様客に喜んでいただくための勉強をしている。
⑤全国の顧客満足度の高い企業に出向き情報を入手し、全社員で共有し勉強している。
⑥お客様が困っている場合は30分以内に駆けつけるよう努めている。
⑦お客様・業者からの紹介契約が多い。
(年間の紹介契約率:新築87%・リフォーム97%)
家は現場で職人が作ります。現場がダメなら良い家はできません。
大事な家づくりで失敗しないために、このチェックリストを使って、気になる建築会社を比較し、一番良い建築会社を選んでください。
お客様は人生を賭けて(35年ローン返済)家を作っています。
家は現場で職人が作ります。
現場がダメなら良い家は出来ません。
あなたの会社は現場がきちんとしていますか?
現場環境整備・安全・職人のマナー・品質は大丈夫ですか?
地域社会でライバルと大きく差別化できることはありませんか?
一流の現場を作って地域で一番になりたい方は、本情報をご覧ください。
(選ばれるのは一社だけ)
〒312-0011 茨城県ひたちなか市中根774-25